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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、中盤を本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
20位:河原創(かわはら・そう)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年3月13日
所属クラブ:川崎フロンターレ
能力値:76(攻撃力65、テクニック75、スピード80、パワー75、守備力85)
スペシャリティ(特殊能力):広大な守備範囲
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一家に一台は欲しいタイプの稼働力の高さが最大のセールスポイントだ。一体どれほどスタミナがあるんだと驚かされるほど、90分ほぼ変わらないペースで動き続けて、高強度のプレーでチームを助けることができる。
サガン鳥栖に在籍していた2023年にはJ1のMFで唯一、リーグ戦の全試合でフル出場を達成して話題を集めた。ボールがあるところに河原創ありというぐらい、多くのボール局面に顔を出すが、中盤のバランスは崩さない。しっかりとバランサーとしての役割も果たせるので、周りの選手も混乱なく関係を築けているのだろう。
特に守備戦術にこだわる長谷部茂利監督のもとでは、バランスや距離感をよく考えて動いているのが分かる。そのハードワークと惜しみない周囲のサポートが目に付くが、ボールを持ったら射程距離の長いキックを武器に、主役級の存在感を発揮することもできる。
とにかくタフな選手であり、怪我に強い“鉄人”でもある。サイズは大きくないので、空中戦で大きな働きはできないが、その分、イーブンボールやセカンドボールの奪取力で貢献する。