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「目を向けるべきは自分たち」鹿島アントラーズは流れを止められなかった。連続失点…「アクションを起こせなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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鹿島アントラーズ 鬼木達監督

【写真:Getty Images】

鹿島アントラーズ鬼木達監督が試合を総評

 明治安田J1リーグ第18節、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズが25日、日産スタジアムで行われ、首位の鹿島は最下位のマリノスに3-1で敗れ、8連勝とはならなかった。鬼木達監督は試合後の会見でゲームを振り返り、「自分たちからアクションを起こせなかった」と立ち上がりを悔いたとともに、攻守両面で課題が出る試合だったと話した。

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「本当に最初の立ち上がりの30分がすべてだったかなと思ってます。そこで自分たちからアクションを起こせなかったこと。アグレッシブさっていうものを(出せず)、受けに回ったような形になってしまったこと。もう少し攻撃でも守備でもスイッチ、迫力を持ったものを出せればよかったですけど、そうやって送り出せなかったのは自分のところの反省でもあります」

 開始4分、そして13分にマリノスに得点を奪われる苦しい立ち上がりだった。さらに27分にもヤン・マテウスにこの日2得点目となるゴールを献上。それでも前半のうちにレオ・セアラが1点を取り返し、前半を3-1で折り返した。

「前半の途中から2点目を取れる状況だったと思いますし、また後半に向けても得点を重ねていかなくてはいけないシチュエーションだったと思いますので、そこはまだまだ最後のところでより決定的なものをもっともっと作り出さなくてはいけない。そういう意味で言うと、きょうは攻守両方もっと成長しなきゃいけないと。そういうゲームだったと思います」と3-1で完敗に終わった試合を振り返った。

 攻撃においては、得点を取れるところで取れなかったことが敗因につながったと振り返った一方で、守備面に関しては「得点のされ方が自分たちらしくないというか、やっぱり軽いものが多かった。目を向けるべきは自分たちのところかなと思います。そういうところをアラートにやって勝ってきたチームですので、それが結局、連続失点してしまう。流れを止めなきゃいけないところで止められなかった。そういうものがこういう形になったと思います」と相手よりも自分たちのすべきことが出せなかったことを悔やんだ。

 7連勝と波に乗っていた鹿島にとっては、久しぶりの黒星。それでも次節に向けてすべきことは決まっている。

「もうやることは変わらないので、攻撃でもまだまだね。前節よりかはいくつかありましたけども、まだまだもっと人をかけていかなきゃいけないところもありますし、守備でももう1回チーム全員で切り替えの部分だったり、前から行くにしても全体で迫力を持っていく。攻守両方一つずつ積み上げていくだけかなというふうには思ってます」と31日のガンバ大阪戦へ再び調整していく。
 
(取材・文:編集部)

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【了】

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