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明治安田J1リーグの第18節が25日に行われ、サンフレッチェ広島はFC東京に3-0で勝利した。前節に続くゴールを決めチームを5連勝に導いたのは、昨季引退したレジェンド、青山敏弘の背番号を受け継いだ川辺駿だ。一時は4連敗を喫するなど、苦しい時期を過ごした広島は、背番号6を中心に再び浮上している。(取材・文:河治良幸)
ギアを上げた後半に相手を圧倒

【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島は国立競技場でFC東京と対戦し、3-0で勝利。これでリーグ戦4連敗からの5連勝となり、3位に浮上した。前半はセットプレーから荒木隼人がヘッドで合わせたゴールが、わずかにオフサイドで無効となるなど、広島にとっても簡単な試合展開ではなかった。
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それでも広島は後半頭からシャドーに中村草太を投入して攻撃のギアを上げると、早いスローインから攻め残っていた荒木が豪快なヘッドで今度は文句なしの先制弾を叩き込むと、相手のミスをつく形でFWジャーメイン良が追加点をあげた。
2-0から終盤にPKで得たチャンスはFW加藤陸次樹が外して、嫌な空気が漂いかけたが、直後の88分、右サイドを鋭く仕掛けた中村の折り返しをボランチの川辺駿が鮮やかなシュートに持ち込んで、前節の東京ヴェルディ戦に続くゴールを決めた。
「駿くんの3点目が大きかったですね。3-0で決まったなと」
この試合をクリーンシートで締めた守護神の大迫敬介も認めるほど、この3点目の効果は大きく、ピッチ上の選手はもちろん、国立の大半を埋めたサポーターを含めて、FC東京側の落胆は明らかだった。2点目を決めたジャーメインもその大きさの意味を実感している。