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Jリーグ 6か月前

佐々木旭は中村憲剛に思いを伝えて現実に。川崎フロンターレで「やっと年1の男を卒業」、目標を上方修正する【コラム】

シリーズ:コラム text by 江藤高志 photo by Getty Images

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川崎フロンターレ 最新ニュース

明治安田J1リーグ第19節、サンフレッチェ広島対川崎フロンターレが5月31日に行われ、1-2で川崎が勝利した。決勝点を決めた佐々木旭は、流通経済大から川崎に加入して4年目のシーズンを過ごす。中村憲剛さんに伝えた思いが現実となったが、自らのハードルを上げ、サッカー日本代表への思いも口にした。(取材・文:江藤高志)

土壇場で決めた佐々木旭

川崎フロンターレDF佐々木旭
【写真:Getty Images】

 チームに勝ち点3をもたらす決勝点を決めた佐々木旭が振り返る。

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「こぼれてきたので。なんとか吹かさないようにと思って。下に叩きつけました」

 狙って叩きつけた佐々木のシュートは、ジャーメイン良の必死のブロックを跳ね飛ばし、ゴールネットを揺らした。土壇場での勝ち越し弾を決めた佐々木は笑顔を弾けさせて、ベンチのチームメイトと喜びを分かち合っていた。

 5月31日に行われたアウェイのサンフレッチェ広島戦。川崎フロンターレは50分のマルシーニョの得点でリードを奪うが、その結果として広島に反撃に出られていた。攻勢に出る広島の圧力に対し、効果的に反撃できなかった川崎は結果的に逃げ切れず。86分に荒木隼人に同点ゴールを喫していた。

 佐々木の決勝点が決まったのは、1-1で迎えた91分のCKの場面だった。

「コウタ(高井幸大)が競り勝ってたので」

 そう佐々木が振り返るのは、大関友翔が蹴るCKに合わせた高井のシュートの場面で、これがそのまま決まっても不思議ではなかった。

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