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Jリーグ 4週間前

最もヤバいのは? J1リーグ、降格危険度ランキング1〜5位。現状打破は必須。後半戦の巻き返しを狙うのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:横浜FC

横浜FC
【写真:Getty Images】

監督:四方田修平
J1リーグ順位:17位(勝ち点19)
J1リーグ成績:5勝4分10敗
未消化試合:なし

 降格危険度ランキング第4位には、現在17位の横浜FCを選出した。同じくJ2からの昇格組である清水エスパルスやファジアーノ岡山と比較すると、いまひとつ波に乗れず、苦しんでいるように見える。

 横浜FCはここまで19試合を戦って、5勝4分10敗(13得点20失点)。得点数はリーグ最少だ。降格圏に沈む18位のFC東京(1試合未消化)とは勝ち点19で並んでおり、残留が危ぶまれる状況だ。

 さらに勝ち点を積んでいくために、大きな課題となっているのが、攻撃陣の迫力不足である。

 今季リーグ戦では複数得点した試合がわずか2試合にとどまっている。リーグ戦の最多スコアラーはルキアンの4得点。次点は山田康太、鈴木武蔵、櫻川ソロモンの2得点と、チームは絶対的な得点源を欠いている状況だ。

 攻撃陣のさらなる奮起が無ければ、引き分けを勝利に、敗北を引き分けにすることはできない。反対に複数得点を記録した試合ではいずれも白星を飾っているため、今後は「2点目を奪う」ミッションをどれだけ遂行できるかが、浮上するためのカギとなってくるだろう。

 また、残留を争うライバルたちに軒並み勝利することができていない部分も懸念材料だ。後半戦で彼らから勝ち点を奪わなければ、順位に大きな動きは生まれない。

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