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Jリーグ 6か月前

「100%になることはないんで」鹿島アントラーズ、濃野公人は孤独な離脱期間を回想する「自分のことでいっぱい」【コラム】

シリーズ:コラム text by 加藤健一 photo by Getty Images

「最初はそんなに、2か月もかかるなんて言われてなくて…」

「最初はそんなに、2か月もかかるなんて言われてなくて、あとちょっとで復帰できるかも、というのをズルズル来た」

 クラブからリリースはなかったが、5月に入っても別メニュー調整が続いていた。膝の治療のため、自宅とクラブハウスを往復する日々が続く。チームの全体練習と離れた期間も長かった。

 古傷のコンディションは一進一退で、濃野にとってはもどかしい日々が続いた。サッカー選手にとって、プレーできないことほど辛いことはない。それでも、覚悟を決めて復帰へとこぎつけた。

「今後もうまく付き合っていかないといけない怪我だと思うんで。良くなってきたのもそうですし、(ようやくプレーできる)形になってきたっていう感じですね。いかに状態を上げていくかだと思います」

 約2カ月の離脱期間中、チームは快進撃を続け、首位に立っていた。孤独な時間を過ごしていた濃野はこの時期を回想する。

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