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Jリーグ 6か月前

「自分みたいな選手が…」その悔しさが溝口修平を成長させる。鹿島アントラーズの21歳は前半交代をどう受け止めたか【コラム】

シリーズ:コラム text by 藤江直人 photo by Getty Images

「それができた結果だと思います」マッチアップした望月ヘンリー海輝の思い

「試合前に『最初のプレーが試合の流れに直結してくる』という話が(黒田剛)監督や相馬(勇紀)くん、(昌子)源くん、そして(中山)雄太くんからありました。実際にはファーストプレーじゃなかったですけど、僕自身も流れにつながるプレーをしたいと思っていたので、それができた結果だと思います」

 鹿島の先発メンバーを確認したうえで、町田は望月と溝口のギャップを執拗に突く作戦を立て、鮮やかに奏功させた。流れを変えたい後半。鹿島の鬼木達監督は樋口、MFターレス・ブレーネル、そして溝口をベンチへ下げて、MF船橋佑、DF濃野公人、そして新加入のDF小川諒也を同時に投入した。

 ハーフタイムで告げられた交代を、どのように受け止めているのか。溝口が静かに言葉を紡いだ。

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