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Jリーグ 5か月前

正直、期待以上!? Jリーグ、今季最高の新戦力5人。サプライズ!? 良い意味で期待を裏切ったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:マテウス・ブエノ

マテウス・ブエノ
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年7月30日(26歳)
所属クラブ:清水エスパルス
今季リーグ戦成績:21試合1ゴール2アシスト

 今季、初めて日本にやってきた中盤の戦士は、清水エスパルスの手綱を握っている。

 ブラジル出身のマテウス・ブエノは、これまで母国ブラジルとポルトガルでプレーした経験を持つ。そんな両国と日本では、言葉はもちろん、スタイルも大きく異なるが、それでも同選手は新たな環境に即フィットし、早くもスタメンの座を確立した。

 即戦力となったブラジル人選手は、リーグ開幕戦から全試合スタメン出場しており、第6節と第7節以外はフル出場を果たしている。総プレータイム(1882分)は、GK沖悠哉に次ぐ、チームの2位の成績である。

 ブエノは清水の3列目を主戦場としているが、状況に応じてペナルティーエリア内への侵入やゴール前でのシュートブロックを見せるなど、その働きは実に幅広い。まさに、「ここにいてくれ」と思う場所にいてくれる存在だ。それもあって、今季リーグ戦ここまでの総走行距離は223.0kmを記録しており、全体3位にランクインしている。

 ハードワークして“戦うサッカー”を目指す清水にとって、ブエノは必要不可欠。未知数な新戦力は、蓋を開けてみれば怪物だった。

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