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Jリーグ 5か月前

正直、期待以上!? Jリーグ、今季最高の新戦力5人。サプライズ!? 良い意味で期待を裏切ったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:須貝英大(すがい・ひでひろ)

須貝英大
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年10月27日(26歳)
所属クラブ:京都サンガF.C.
今季リーグ戦成績:21試合0ゴール4アシスト

 現在、J1リーグ4位と躍進する京都サンガF.C.の攻守に、須貝英大は大きく貢献している。

 多くのサイドバックをプロに輩出することで有名な明治大学出身の須貝は、卒業後にヴァンフォーレ甲府に加入。プロ1年目の後半から頭角を現して主力になり、2023シーズン途中までの約2年半プレーした。

 その後、名門・鹿島アントラーズへの移籍を掴み取ったが、ここでは壁にぶち当たる。昨季は同じポジションを務める大卒ルーキーの濃野公人の台頭もあり、J1出場はたったの13試合。そのほとんどが途中出場で、総プレータイムは141分間に留まった。

 しかし、再起を図って京都に移籍した今季、須貝は復活した。本職は右SBだが、左SBもこなせる万能性を武器に、今季ここまでは、リーグ戦全試合に出場している。豊富な運動量を生かしたオーバーラップやスプリントを発揮し、攻撃的かつハードワークを求められる京都のサイドをサポートしている。

 実際、今季リーグ戦で421回のスプリント(第21節終了時点)を記録し、J1全体で1位につけている。また、アシスト数も「4」と、チーム内最多タイをマークしている。

 その須貝は京都での初アシストを、古巣である鹿島戦で記録。2-2の同点で迎えた82分、高い位置でのスローインからパスで崩し、ポケットに侵入した同選手がラファエル・エリアスにピンポイントクロスを送ると、エースFWがそれを決めきり、逆転に成功。鹿島サポーターの目の前で逆転弾を演出し、成長した姿を見せた。

 もちろん、ここが終着点ではない。須貝は京都でさらなる成長を見せてくれるはずだ。

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【了】
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