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Jリーグ 5か月前

超満員だったのは!? Jリーグ収容率ランキング6〜10位。常に満席だったクラブを紹介

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ガンバ大阪

ガンバ大阪
【写真:Getty Images】

本拠地:パナソニック スタジアム 吹田
収容可能人数:39,694人
平均入場者数:28,994人
収容率:73.0%

 2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ランキングで8位にランクインしたのは、“関西の雄”ガンバ大阪だ。今季J1では優勝争いに絡めていないが、集客面は好調。本拠地『パナソニック スタジアム 吹田』は収容可能人数「39,694人」と大型スタジアムの部類に入るが、今季前半戦の収容率は「73.0%」を記録している。

 思えば、ガンバの集客は開幕節から大きな成功を収めていた。2月14日に行われたJ1第1節の相手は、地元のライバルであるセレッソ大阪。試合結果は2-5と苦いものになったが、パナスタには34,860人もの観客が押し寄せ、“大阪ダービー前半戦”は大盛況のうちに幕を閉じた。

 ビッグマッチの誘引力は高く、首位の鹿島アントラーズとのホームゲーム(2025年5月31日/J1第19節)では32,013人が来場。今季前半戦トータルの平均入場者数は「28,994人」となっており、注目カードの客入りが平均値の底上げに貢献したのは言うまでもない。

 スタジアム名称の一部にもなっているパナソニックが設備提供およびスタジアム機能の一翼を担ったことで、パナスタはLED照明や大型映像装置を使った豪華なイベントにも適している。FC東京戦(6月22日/J1第21節)では、パナスタの設備をフル活用したサッカー×音楽イベント『GAMBA SONIC 2025』が開催され、来場者を楽しませた。観客の満足度を上げるための仕掛けを仕込みやすいスタジアムを持っているのは、ガンバの大きな利点だ。

 スタンド最前列の客席とピッチの距離がわずか7mと抜群の臨場感を誇るパナスタには、毎試合ごとにホーム&アウェイ問わず多くの観客が足を運んでいる。シーズン後半戦に収容率を上げていくには、中位に甘んじるJ1の現状を変え、上位戦線に食い込む必要があるだろう。

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