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Jリーグ 5か月前

超満員だったのは!? Jリーグ収容率ランキング6〜10位。常に満席だったクラブを紹介

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

本拠地:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
収容可能人数:26,827人
平均入場者数:21,571人
収容率:80.4%

 Jリーグの中でもホームゲームで安定の集客力を誇っているのが川崎フロンターレだ。2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ランキングでは7位にランクイン。どの試合でも20,000人台をしっかりキープしており、来場水準に大きなブレがない点が高い収容率に繋がっている。

 本拠地『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』は収容可能人数「26,827人」と、J1クラブの本拠地としては中規模〜やや大規模寄りの立ち位置だ。今季前半戦の平均入場者数は「21,571人」で、収容率は80%の大台を超え「80.4%」を記録。近年の“絶対王者ぶり”はやや薄れたものの、それでも安定した成績がファンの来場心理を後押ししているものと思われる。

 今回のランキングでトップ10入りした他クラブほどではないが、U等々力もアクセスが比較的良好なスタジアムである。徒歩移動だと最寄りの武蔵中原駅から約15分かかるが、バス移動も容易であるため、アウェイサポーターの遠征を妨げるものではない。

 スタジアムは等々力緑地の中にあり、家族連れの観戦にも適している環境だ。都市型+自然を感じられるU等々力は、来場者の様々なニーズに応えられる会場である。

 今後、川崎はU等々力で多数のビッグマッチを控えている。直近では7月5日に行われるJ1第23節の鹿島アントラーズ戦があり、9月20日のJ1第30節にはFC東京との“多摩川クラシコ”が待っている。

 ただし、スタジアムには屋根がついているものの、スタンドを完全に覆っているわけではないので、鹿島戦やFC東京戦に悪天候が重なると集客面で不利になる。シーズン後半戦にさらなる“収容率ブースト”をかけるなら、首位戦線に絡むだけでなく、天候の安定を祈る必要もありそうだ。

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