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Jリーグ 5か月前

暑すぎて危険!? Jリーグ、本拠地の平均最高気温ランキング6〜10位。熱中症に特に注意すべきスタジアムは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:名古屋グランパス


【写真:Getty Images】

本拠地:豊田スタジアム(愛知県豊田市)
平年夏場の平均最高気温:33.2度

 名古屋グランパスのホーム「豊田スタジアム」がある愛知県豊田市は、6月〜8月の平均最高気温が33.2度と、Jリーグ全体でも上位に位置する暑さを記録している。

 豊田市は、日中の気温上昇が顕著で、フェーン現象の影響を受ける日も多い。中部地方最大都市の名古屋市と比較するとヒートアイランド現象の影響はやや軽微とされるが、体感的には大差なく、夜間も気温が下がりにくい日が多い。豊田市も整備が進む中で、都心型の気候傾向が強まっている。

 豊田スタジアムは、日本屈指の大規模なサッカー専用スタジアムで、屋根などの設備は充実しており、直射日光を避けられる座席が多いのが特徴。その分、風通しには難があるため、やはり水分補給など基本的な暑さ対策は欠かせない。

 Jリーグ屈指の人気クラブである名古屋グランパスは、毎年夏に「グランパスサマーフェスティバル」を開催。今年は7月5日の東京ヴェルディ戦での開催が予定されている。昨年は7月14日の柏レイソル戦で実施され、3万961人が来場する盛況ぶりを見せた。

 また、母体のトヨタ自動車と連携し「グランパス カーボンニュートラルアクション with TOYOTA」を推進。ホームゲームのカーボンニュートラル化を目指すなど、気候変動対策や環境啓発にも積極的に取り組んでいる。

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