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Jリーグ 5か月前

暑すぎて危険!? Jリーグ、本拠地の平均最高気温ランキング6〜10位。熱中症に特に注意すべきスタジアムは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ロアッソ熊本

ロアッソ熊本の本拠地・えがお健康スタジアム
【写真:Getty Images】

本拠地:えがお健康スタジアム(熊本県熊本市)
平年夏場の平均最高気温:33.3度

「火の国」とも称される熊本県を拠点とするロアッソ熊本。そのホームスタジアム「えがお健康スタジアム」が位置する熊本市は、6月〜8月の平均最高気温が33.3度に達し、Jリーグでも屈指の高温地帯となっている。

 熊本市は九州の内陸部に位置し、太平洋高気圧の影響を強く受けるため、夏は非常に蒸し暑い。夜間も気温が下がりにくく、熱帯夜が続くことも珍しくない。さらに、梅雨から夏にかけては局地的な豪雨や雷雨が発生しやすく、気温と湿度の両面から観戦には厳しい気候といえる。

 スタジアムは陸上競技場を兼ねており、メインスタンドとバックスタンドに屋根があるが、日中の試合では日差しを避けにくい席も多いため、真夏の観戦では日除けや水分補給などの対策が欠かせない。ただ、今夏は6月22日のV・ファーレン長崎戦(13時35分キックオフ)を除き、ホームゲームはすべて夜開催が予定されており、直射日光の心配は少ないだろう。

 最寄りの豊肥本線・光の森駅からスタジアムまでは約4km離れており、基本的には車やシャトルバスでのアクセスが主流だ。

 ロアッソ熊本は2024シーズン、8月に行われた栃木SC戦と水戸ホーリーホック戦を「ロアッソ夏祭り2024」と題し、浴衣・甚平着用の来場者への特典や限定ポストカードの配布など、夏の暑さを逆手に取ったイベントでスタジアムを盛り上げた。

 現在チームはJ2下位に低迷しているが、この灼熱のホームスタジアムを味方につけ、後半戦での巻き返しを狙いたい。

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