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100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、市場価値の高い選手は誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した、10代日本人選手の最新市場価値ランキングを紹介する。※成績・情報は1日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
5位:中島洋太郎(なかじま・ようたろう)
【写真:Getty Images】
生年月日:2006年4月22日(19歳)
最新市場価値:30万ユーロ(約4800万円)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
今季リーグ成績:5試合0得点0アシスト
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10代の日本人選手の市場価値ランキング5位にランクインしたのは、サンフレッチェ広島の“至宝”だ。
小学生から広島一筋の中島洋太郎は、昨季2種登録ながら公式戦17試合に出場。今季は、4月に行われたJ1リーグ第8節の鹿島アントラーズ戦で膝を負傷し、長期離脱をしていたが、6月22日に行われたJ1リーグ第21節の横浜FC戦で復帰を果たしている。
ボランチを主戦場とする中島の技術は、若手の中でも飛び抜けたものがある。ボールを持てば華麗なテクニックで相手をいなし、敵の意表を突くパスで守備陣を一気に崩す。視野の広さやボール保持時の落ち着きは、もはや10代の選手とは思えず、どこか大物感が漂っている。
元プロサッカー選手の父・浩司と同じ背番号「35」をつける広島の逸材は、出場機会が増え始めた昨年6月時点の市場価値が10万ユーロ(約1600万)だったが、Jリーグの活躍ぶりやアジアでの躍動があって、現在は30万ユーロ(約4800万円)まで上昇している。
戦線に復帰した広島の未来を担う才能は、攻撃でも守備でも違いを見せることができるポテンシャルを持っている。その力を存分に発揮することができれば、これからさらに価値は高まるだろう。