3位:市原吏音(いちはら・りおん)

【写真:Getty Images】
生年月日:2005年7月7日(19歳)
最新市場価値:55万ユーロ(約8800万円)
所属クラブ:RB大宮アルディージャ
今季リーグ成績:16試合1得点1アシスト
RB大宮アルディージャ育ちの市原吏音が、10代の日本人選手の市場価値ランキング3位にランクインした。
市原は、2023シーズン、2種登録ながらリーグ戦17試合に出場。そして、トップチーム昇格を決めた翌シーズンは副キャプテンを任され、早くもチームの中心選手としてJ2リーグ昇格に貢献し、J3ベストイレブンにも選ばれた。
プロ2年目を迎える19歳は今季ここまでリーグ戦16試合に出場している。J2でも、やはり存在感は大きく、2・3月度の2025明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞を受賞。J1昇格争いを繰り広げるチームで見事なパフォーマンスを続けている。
また、世代別のサッカー日本代表としても輝きを放っており、AFCU-20アジアカップ2025では、主将としてFIFA U-20ワールドカップの出場権獲得に貢献した。次のロサンゼルス五輪(オリンピック)でも、先頭にはこの男が立っているはずだ。
そんな次世代のDFリーダーの市場価値は、昨季終了時点で35万ユーロ(約5600万円)だったが、先日の更新で55万ユーロ(約8800万円)にアップしている。J2に所属する10代の選手としては、最高額である。