ファジアーノ岡山の屋台骨を担う二人の存在
本文では触れなかったが、ひとりごととして触れたい選手が木村太哉と藤田息吹だ。岡山を象徴するかのようなハードワーカーコンビはチームを支え続けている。
木村はどんな局面にも全力で取り組んでいることが明らかな選手だ。ときには空中戦の的として、サイドアタッカーとして、ストライカーとしてチームに必要とされるプレーを愚直に行える選手である。
藤田はずっと走っている。ボールを奪うために、セカンドボールを拾うために走り続け、ボールを持てば正確な判断を見せ、味方がボールを持てばサポートを厭わないタイプの選手だ。相棒が攻撃参加をすることが多く、自陣に残っているところも渋い。
このコンビが存在感を発揮し続ける限り、岡山の心が砕けることはないだろう。
(文:らいかーると)
【関連記事】ルカオはなぜ子どもの心を掴むのか? ファジアーノ岡山の「心優しき重戦車」のルーツは「悲しかった」少年時代の記憶【コラム】
ファジアーノ岡山は「変化を恐れてはいけない」。立田悠悟は工藤孝太の背中を押した「もっとやれるだろ、俺たちは」【コラム】
ファジアーノ岡山の予想は? “Jリーグ通”が本気で考えた2025年 J1順位予想
【了】