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注目度が低下…? Jリーグ、入場者数の上昇率ワーストランキング16〜20位。昨季より観客が減っているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:FC東京

FC東京
【写真:Getty Images】

本拠地:味の素スタジアム
収容可能人数:4万7,851人
2024シーズン1試合平均:3万3,225人
2025シーズン1試合平均:3万886人
前年比:-7.0%

 FC東京の2025シーズン・1試合平均観客数は3万886人で、前年から7.0%の減少となった。これはJ1クラブの中で3番目に大きな下げ幅である。

 とはいえ、2024シーズンの観客数がクラブ史上最多だった点は見逃せない。1試合平均3万3,225人という数字は、歴代でも突出しており、そこからの減少はある程度想定内とも言える。

 とはいえ、今シーズンの動員には気がかりな部分もある。昨シーズンは国立競技場で4試合を開催し、うち3試合が5万人超、残る1試合も4万9,005人を記録。これらがシーズン平均を大きく押し上げた。

 一方、今シーズンの国立開催はここまで3試合。いずれも4万人台にとどまっており、昨年ほどの“観客ブースト”にはなっていない。

 また、味の素スタジアムに限定しても、2024シーズンは平均2万7,714人だったのに対し、今シーズンは2万5,652人と減少傾向にある。

 動員数が伸び悩んでいる背景には、やはりチーム成績が影響していると見られる。今シーズンは第5節以降、順位が2ケタ台に沈み、現在は16位。残留争いの中でファンの後押しが増す可能性もあるが、本来期待されていたのは上位争いだろう。ファン心理を考慮すれば、今シーズンの観客減はある程度自然な結果とも言える。

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【了】

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