8位：ベガルタ仙台
【写真：Getty Images】
得票率：3.9%
2025リーグ戦成績：11勝8分4敗（3位）
現在J2リーグで3位と奮闘するベガルタ仙台が、今回のアンケート調査で得票率3.9%を記録した。この数字は7位の鹿島アントラーズと並んでおり、その事実がポテンシャルの高さを表している。
調査には「地元だから」「地域と盛り上がれてる」といった声が寄せられ、仙台市を中心としたホームタウンとの関係値構築が評価されている。クラブの公式サイトによれば、2024年度の実績として「スポーツ振興活動 141回」、「地域連携活動 96回」、「防災・減災活動 40回」を報告している。
また、同年8月には株式会社ナビタイム ジャパンと連携し、地域経済活性化に向けた「泉中央 にぎわい創出Project」を実施。今年も引き続き同プロジェクトは行われ、クラブと地域の飲食店舗などが一体となり、スポーツを通じて周辺経済の活性化を試みている。
川崎フロンターレのサポーターからは「川崎ホームで唯一緩衝地帯がないクラブなのでJ1に上がるのを応援しています」とエールも送られ、両クラブ間の関係値の高さも再確認できた。2021年3月には仙台の公式YouTubeチャンネルで「東日本大震災10年プロジェクト 川崎フロンターレとの絆」と題された映像が公開されており、震災以降も連綿とその友情は続いている。
仙台は現在、勝ち点「41」で2位のジェフユナイテッド千葉と並んでいる。得失点差でおくれをとっているものの、自動昇格も十分に狙えるだろう。Jリーグ随一の盟友も2021シーズン以来の再会をきっと待っているはずだ。
