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2025年の明治安田Jリーグは前半戦が終了し、各クラブは後半戦に臨んでいる。スタジアムでは多くの観客が訪れて賑わいを見せており、その中でも突出した「収容率」を記録しているクラブが存在する。今回は、今季前半戦におけるJ1~J3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタンドが熱狂に包まれたクラブをランキング形式で紹介する。※入場者数は『Jリーグ公式サイト』を参照。成績およびデータは6月15日時点
2位:サンフレッチェ広島

【写真:Getty Images】
本拠地:エディオンピースウイング広島
収容可能人数:28,347人
平均入場者数:25,540人
収容率:90.1%
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近年のスポーツ面の好成績、そして魅力溢れる新スタジアムの恩恵を存分に受けているのがサンフレッチェ広島だ。2025シーズン前半戦のJリーグ収容率ランキングでは2位にランクイン。収容率は90%の大台を突破して「90.1%」に達している。
2024年2月1日に開業した本拠地『エディオンピースウイング広島』は収容可能人数「28,347人」と、決して“巨大スタジアム”の部類に入る会場ではない。
ただ、スタンド最前列とピッチの距離がわずか8mしかなく、観戦時の臨場感は抜群。どの座席からもピッチが見やすく、サッカーを楽しむには最高の環境が揃っている。
今季前半戦の平均入場者数は「25,540人」と、ほぼキャパシティいっぱいの状態。チケットが「完売」となる試合も珍しくない。Eピースに本拠地を移した2024シーズン、広島のホームゲーム平均入場者数はクラブ史上最多の25,609人を記録。収容率はJリーグナンバーワンの90.3%という驚異的な数字だった。
開業から1年以上が経ったいま、Eピースに渦巻く熱狂はさらに大きなものに。優勝争いの常連となった広島は今季も明治安田J1リーグで上位につけており、クラブ側もスタジアムに搭載された最先端の映像・音響・照明を活かした演出システムでエンターテインメント空間を創出し、観客を盛り上げている。昨年5~8月のナイトゲームにて実施された『超熱狂NIGHT FES』などは、その典型例である。
強いチーム、来場者に「また来たい」と思わせるスタジアム、多種多様な集客施策……。複数の要素が上手く組み合わさり、広島はJリーグ屈指の収容率をマークし続けている。
観客満足度を上げる取り組みは今後も行われていくことが予想され、広島の“集客強者”ぶりは当分続きそうだ。
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