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Jリーグ 3週間前

超満員だったのは!? Jリーグ収容率ランキング1〜5位。J1〜J3全60クラブの頂点に立ったのは?

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 2025年の明治安田Jリーグは前半戦が終了し、各クラブは後半戦に臨んでいる。スタジアムでは多くの観客が訪れて賑わいを見せており、その中でも突出した「収容率」を記録しているクラブが存在する。今回は、今季前半戦におけるJ1~J3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタンドが熱狂に包まれたクラブをランキング形式で紹介する。※入場者数は『Jリーグ公式サイト』を参照。成績およびデータは6月15日時点

5位:清水エスパルス

チャント 清水エスパルス
【写真:Getty Images】

本拠地:IAIスタジアム日本平
収容可能人数:19,594人
平均入場者数:16,152人
収容率:82.4%

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 3シーズンぶりに明治安田J1リーグの舞台へと舞い戻ってきた清水エスパルスが、流石の集客力を見せている。2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ランキングでは5位にランクイン。古くから“サッカー王国”として知られる静岡市が、いま熱狂に包まれている。

 本拠地『IAIスタジアム日本平』の収容可能人数は「19,594人」。『日産スタジアム』(71,624人)や『埼玉スタジアム2002』(62,040人)などと比べると座席数は随分と少なく、J1クラブのスタジアムの中では中規模から小規模寄りに属する。

 だが、この“コンパクトさ”はむしろスタンドの密集感を演出し、多くの人に「アイスタはいつも満員御礼」といった印象を与えることになる。実際に今季前半戦の収容率は「82.4%」にものぼっており、スタンドは安定してオレンジ色に染まっている。

 平均入場者数は「16,152人」を記録。サポーターは、久々に帰ってきたJ1の舞台で思う存分愛するチームに声援を送り続けている。クラブは様々な工夫を凝らして集客アップを狙っており、たとえばホームタウンの静岡市との交流事業である『静岡市民応援デー』は地元住民がチケット優待価格やピッチイベントへの参加権を得られるなど、地域密着事業のお手本のような施策である。

 季節がもう少し進めば、猛暑の中での試合観戦が待っているが、2020年より継続している『エスパルス おもてなしプロジェクト』ではクールシェルターやミストシャワーを設置して来場者の熱中症対策を支援。観戦しやすい環境作りに力を入れていることも、高い収容率と決して無関係ではないはずだ。

 シーズン後半戦に巻き返して上位争いに食い込むことができれば、さらなる集客アップも実現可能だ。

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