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2025年の明治安田Jリーグは前半戦が終了し、各クラブは後半戦に臨んでいる。スタジアムでは多くの観客が訪れて賑わいを見せており、その中でも突出した「収容率」を記録しているクラブが存在する。今回は、今季前半戦におけるJ1~J3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタンドが熱狂に包まれたクラブをランキング形式で紹介する。※入場者数は『Jリーグ公式サイト』を参照。成績およびデータは6月15日時点
1位:ファジアーノ岡山

【写真:Getty Images】
本拠地:JFE晴れの国スタジアム
収容可能人数:15,479人
平均入場者数:14,370人
収容率:92.8%
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2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ランキングで1位に輝いたのは、今季クラブ史上初のJ1挑戦に臨んでいるファジアーノ岡山だ。
今季前半戦の収容率は「92.8%」と衝撃の数字に。いま「晴れの国」岡山は、気候だけでなく集客面においても“快晴”が続いている。
やはり、集客面において最上位カテゴリーで戦うアドバンテージは大きいようだ。
岡山が明治安田J2リーグを主戦場としていた2024シーズンのホームゲーム平均入場者数は9,188人。それが今季前半戦では「14,370人」と約1.6倍に膨れ上がっている。
本拠地『JFE晴れの国スタジアム』の試合では、“ファジレッド”に染まった熱狂のスタンドを拝むことができる。
サポーターの「J1初挑戦に臨むチームを応援できる」という喜びは相当のものだったようだ。
JFEス開催となった2月15日のJ1開幕節・京都サンガF.C.戦は、チケットが車いす席をのぞいて「完売」に。「14,575人」もの観客がスタジアムを訪れた。スタジアムの収容可能人数は「15,479人」なので、収容率は実に94.2%に達したことになる。
JFEスの収容可能人数がJ1基準の15,000人とほぼ同規模だったことが、収容率ランキングトップ獲得の追い風となったのは間違いない。
岡山が地元にもたらす経済的価値は「年間54億円」とも試算されており(3月2日/株式会社日本政策投資銀行 岡山事務所『ファジアーノ岡山のJ1昇格に伴う経済波及効果』より)、JFEスのキャパシティでは需要を受け止めきれなくなるのも時間の問題だ。
このままJ1での挑戦を続けていければ、岡山の収容率は新スタジアム建設による収容可能人数アップを実現させるまで上昇の一途を辿るかもしれない。
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