7位:高宇洋(こう・たかひろ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年4月20日
所属クラブ:FC東京
今季リーグ戦成績:23試合1得点2アシスト
デュエル勝利回数:61回
今季、FC東京の中盤を支える高宇洋が、J1リーグのデュエル勝利数ランキングで7位に入った。
運動量と献身性を武器に、ボール奪取と攻撃の起点の両面でチームを支える。特にデュエル勝利数は「61回」にのぼり、リーグ上位にランクイン。副主将としての責任感を胸に、時にはキャプテンマークを巻きながらピッチを駆け回る姿が印象的だ。
攻撃ではミドルシュートや縦パスでアクセントを加え、1得点2アシストを記録。ポジショニングの良さと判断力でセカンドボールにも強く、攻守の切り替え時にその存在感は際立つ。
また、今季から前所属であるアルビレックス新潟時代に指揮官だった松橋力蔵監督が、FC東京に就任したこともあって、監督からの信頼も厚い。新潟でともに戦い松橋監督の戦術を1番理解している高は、試合中に的確な声かけとポジショニングで味方をサポート。精神的にも戦術的にも、FC東京の中盤の“心臓”と言える存在である。
その献身的なプレー姿勢と高い守備力は、まさに現代型ボランチの象徴。松橋体制1年目のFC東京の中心選手として、さらなる存在感が期待できるだろう。