1位:鹿島アントラーズ
監督:鬼木達
暫定順位:4位
成績:勝ち点「48」/得失点「13」
今季から鬼木達監督のもとで新体制を築く鹿島アントラーズが、タイトル獲得に向けて邁進している。
シーズン開幕前の移籍市場から激しい動きを見せ、小池龍太やレオ・セオラを新戦力として獲得。セレッソ大阪からやって来たブラジル人ストライカーは、第26節を終えた時点で暫定得点王である。
また、現時点ではリーグの首位に立った回数が最も多く、度々連敗も喫しているが、シーズンを通じて強さを発揮できていると言って差し支えないだろう。
特にリーグ3連敗後に迎えた第24節・柏レイソル戦は2-0から同点に追いつかれ、その直後にPKのチャンスを与えながらも、松村優太の決勝ゴールにより3-2で劇的な勝利をつかんでいる。
そして何より、国内外の主要タイトルをこれまでに20冠獲得している“常勝軍団”は、追う側も追われる側も味わってきた。
オズワルド・オリヴェイラ監督が率いた2007シーズンは開幕5試合で勝ち星をあげられなかったが、その後は怒涛の勢いで勝ち点を荒稼ぎし、第26節から9連勝を果たしてリーグ制覇を成し遂げた。
今季は今のところ追われる立場だが、仮に追いかける展開になったとしても、鹿島の経験がそれを許容するはずだ。その頃を知る柳沢敦や曽ヶ端準らは、現在の鹿島のコーチ陣に名を連ねている。
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