サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいMFの若き逸材を10人紹介する。[10/10ページ]
佐野航大(さの・こうだい)
生年月日:2003年9月25日
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
2025/26リーグ戦成績:34試合3ゴール7アシスト
代表通算成績:2試合0ゴール0アシスト
【オランダ人も驚く】
佐野航大は、卓越したユーティリティ性と高いインテンシティを武器に、オランダの地で急成長を遂げたMFだ。
ファジアーノ岡山でプロデビューし、19歳で渡欧すると、瞬く間に主力へと定着。2025/26シーズンは、NECナイメヘンのエールディヴィジ3位躍進とクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献し、フィールドプレーヤーでは唯一のリーグ戦「全34試合フル出場」を達成する鉄人ぶりを見せた。
その傑出した活躍から、2026年5月に発表されたFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のサッカー日本代表メンバー発表時には、むしろオランダメディアから「最も顕著な落選者」とサプライズとして報じられたほどだ。
しかし、選出された兄の佐野海舟らに夢を託した本人は、すでに「次の4年間」を見据えている。
【一皮むけて…】
彼の最大の強みは、中盤のあらゆるポジションを高次元でこなす戦術的柔軟性にある。ボランチからトップ下、さらにはサイドまでカバーし、果敢なドリブル突破や決定的なアシストで得点に絡む。
一方で、周囲のバランスを見ながらアグレッシブにボールを奪い切る守備の強度も備えており、まさに攻守のリンクマンとしてピッチに不可欠な存在になれる。
この「なんでもできる」万能性からさらにレベルを上げ、誰にも負けない絶対的な武器を身につけることができれば、4年後の2030年W杯でサムライブルーのキーマンとして輝きを放っているに違いない。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に”今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】


