
次の主役は誰? 日本代表、4年後に期待したい若き逸材【DF編】【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいDFの若き逸材を10人紹介する。[2/10ページ]
高井幸大(たかい・こうた)

トッテナム所属の高井幸大【写真:Getty Images】
生年月日:2004年9月4日
所属クラブ:トッテナム・ホットスパー(イングランド)
25/26シーズン成績:8試合0ゴール0アシスト
【20歳でトッテナムへ】
高井幸大には夢を見ずにはいられない。
川崎フロンターレユースで頭角を現した高井幸大は、2022年の高校2年時にプロ契約を締結。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)・グループリーグ第2節の広州足球倶楽部戦でプロのピッチに立った。
翌年はCBに離脱者が続出するチーム事情もあり、4月のリーグ戦第8節・名古屋グランパス戦でJ1デビューを果たした。
大抜擢に近い形でプロキャリアをスタートさせた同選手だったが、その才能はJ1の舞台でいっそう輝き、すぐさまレギュラーに定着。
2024シーズンはリーグ戦24試合に出場し、J1ベストヤングプレーヤー賞を受賞。日本代表にも選出され、未来の日本代表の中心として期待が高まっていた。
あっという間に川崎の主力となった高井だが、躍進はまだ続く。
2025年夏、高井はトッテナム・ホットスパーへの加入を発表したのだ。その移籍金は580万ユーロ(約10億4400万円)とJリーグでも類を見ない大型契約であり、その期待感の高さが感じられる。
【苦戦続きだが…】
加入したトッテナムでは熱い選手層や加入直後に負った足の負傷もあり、出場機会はなし。今年1月にレンタル移籍で加入したボルシアMGでも途中出場が大半となっており、欧州挑戦1年目は苦戦を強いられている。
とはいえ、高井のスケールの大きさは目を見張るものがあり、依然としてプロスペクトであることに疑いの余地はない。
192cmの長躯を活かした空中戦の強さに加え、スピード感のある守備で相手に自由を与えない。配球やボールコントロールに長け、後方から試合を組み立てられる点も魅力だ。
オランダ代表DFのフィルジル・ファン・ダイクをロールモデルに挙げているが、将来的に同選手のような制圧力を持つCBに成長できる可能性は十分にある。
6月末をもってボルシアMGへのレンタル移籍が終了した高井。来季も他クラブへのレンタル移籍が有力とされているが、いずれにせよ来季のブレイクを期待したい。