
北中米W杯アジアワーストイレブン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)もいよいよ終盤に突入した。アジアからは日本代表を含む9ヵ国が出場したものの、決勝トーナメントに生き残ったのは日本とオーストラリアのみ。その2チームもラウンド32で早々に姿を消し、アジアのレベルが疑問視されている。今回は、今大会で評価を落とすことになってしまったアジア人選手をワーストイレブン形式で紹介する。[11/12ページ]
FW:ソン・フンミン(韓国代表)

韓国代表FWソン・フンミン【写真:Getty Images】
生年月日:1992年7月8日
所属クラブ:ロサンゼルスFC(アメリカ)
代表通算成績:148試合56ゴール24アシスト
北中米W杯成績:3試合0ゴール0アシスト
【まさかのノーゴール】
アジア史上最高のサッカー選手と称されているソン・フンミンは、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で大きく評価を落とした選手の筆頭格だろう。
グループステージ全3試合でピッチに立ったものの、ゴールとアシストはなし。韓国代表の内紛に発展したメディア関係者による中傷発言の“被害者”であるのは間違いないが、ピッチ上で存在感を出せなかったのは紛れもない事実だ。
韓国代表歴代2位の得点(通算56ゴール)を積み上げているソン・フンミンだが、今大会のプレーぶりからは所謂“怖さ”が感じられなかった。
爆発的なスピードを活かしたドリブルや鋭いカットインからの強烈なシュートは影を潜め、ソン・フンミンにボールが入っても攻撃の勢いが加速することはほとんどなかった。
【キレが失われた?】
兵役免除を嘲笑するメディア関係者の発言がソン・フンミンを含む選手たちの士気を削いだのは残念極まりないが、仮にその騒動が起こらなかったとして、今大会のソン・フンミンから全盛期のキレが失われていたのは無視できない。
34歳と衰えるにはまだ早いはずだが、パスの受け手・出し手に終始してしまい、ゴール前の期待感に乏しかった感は否めない。
キャプテンとしてチームを何とかまとめようとする姿は今大会中何度も見受けられた。ただ、ストライカーが生きるのは結果を出してナンボの世界。ゴールに一切関与できなかったのであれば、ワーストイレブンは避けられない。