
北中米W杯アジアワーストイレブン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)もいよいよ終盤に突入した。アジアからは日本代表を含む9ヵ国が出場したものの、決勝トーナメントに生き残ったのは日本とオーストラリアのみ。その2チームもラウンド32で早々に姿を消し、アジアのレベルが疑問視されている。今回は、今大会で評価を落とすことになってしまったアジア人選手をワーストイレブン形式で紹介する。[5/12ページ]
DF:ホマム・アフメド(カタール代表)

カタール代表SBホマム・アフメド【写真:Getty Images】
生年月日:1999年8月25日
所属クラブ:アル・ドゥハイル
代表通算成績:71試合3ゴール7アシスト
北中米W杯成績:2試合0ゴール1アシスト
【初戦は上々も…】
カタール代表の左サイドバック(SB)を任されたホマム・アフメドにとって、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)はサッカーの“明”と“暗”の両方を体感する大会となった。
ただ、代表チームが辿った道筋を考えると、本人は“暗”の方をより鮮明に感じたかもしれない。
日本時間6月14日に行われた初戦のスイス代表戦、アフメドは母国を救う活躍を見せる。1点ビハインドで迎えた94分、左サイドを駆け上がったアフメドがゴール前にクロスを送ると、これが相手オウンゴールを誘発。土壇場の同点ゴールを演出し、1-1での勝ち点1獲得に貢献したのだ。
しかし、続くカナダ代表戦に落とし穴が待っていた。
【2戦目で大やらかし…】
初戦に続き先発出場したアフメドだったが、33分に決定機阻止で一発退場を宣告される。この時点でカタール代表は2点をリードされており、アフメドの退場で実質的な終戦に。その後さらに1人を退場で失う荒れ模様の試合は0-6という記録的大差がついた。
カタール代表がグループB最下位であえなくグループステージ敗退となったため、アフメドの北中米W杯はわずか2試合で終戦となった。
26歳SBのクロスがカナダ代表戦の同点劇を生み出し、カタール史上初の勝ち点獲得を呼び込んだのは事実だが、ある意味で今大会の流れを悪い方向に傾かせるプレーをしてしまったのも彼だった。
退場シーン以外でも不安定なポジショニングやイージーミスで守備の穴になっていた感は否めず、ワーストイレブン選出は致し方ないだろう。