
北中米W杯アジアワーストイレブン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)もいよいよ終盤に突入した。アジアからは日本代表を含む9ヵ国が出場したものの、決勝トーナメントに生き残ったのは日本とオーストラリアのみ。その2チームもラウンド32で早々に姿を消し、アジアのレベルが疑問視されている。今回は、今大会で評価を落とすことになってしまったアジア人選手をワーストイレブン形式で紹介する。[3/12ページ]
DF:ペドロ・ミゲル(カタール代表)

カタール代表CBペドロ・ミゲル【写真:Getty Images】
生年月日:1990年8月6日
所属クラブ:アル・サッド
代表通算成績:104試合3ゴール6アシスト
北中米W杯成績:3試合0ゴール0アシスト
【限界でも不思議ではない?】
ペドロ・ミゲルがカタール代表のレジェンドである点に疑いの余地はない。2度にわたりAFCアジアカップ優勝を経験し、代表チームでは通算100試合以上の出場を誇っている。
だが、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)では低調なプレーに終始。35歳となったセンターバック(CB)の出来は“限界説”を囁かれても不思議ではないものだった。
ミゲルの特徴は、前に出た時に効果を発揮する対人守備の強さにある。空中戦の安定感も申し分なく、2016年にポルトガルから帰化してからはカタール代表の最終ラインを支え続けてきた。
しかし、北中米W杯のミゲルは対人守備の強さよりも、スピードの欠如やポジショニングミスといったネガティブな面が目立っていた。
【今後は居場所がない?】
CBとサイドバック(SB)をこなせるユーティリティ性を活かして試合中のポジションチェンジに対応した点は評価できるが、SBとしても以前のようなオーバーラップやインナーラップは影を潜めた。
グループステージ全3試合で先発フル出場したことからもフレン・ロペテギ監督からの信頼の厚さがうかがえるが、パフォーマンスの質は低かったと断じざるを得ない。
グループB最下位で大会を去ったカタール代表は、グループステージで大量10失点。その全ての原因がミゲルにあるわけではないが、ベテランとして守備の安定に寄与したかと言えば疑問符が付く。
年齢や今大会のプレー内容から推察すると、今後のカタール代表にミゲルの居場所はないかもしれない。