
北中米W杯アジアワーストイレブン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)もいよいよ終盤に突入した。アジアからは日本代表を含む9ヵ国が出場したものの、決勝トーナメントに生き残ったのは日本とオーストラリアのみ。その2チームもラウンド32で早々に姿を消し、アジアのレベルが疑問視されている。今回は、今大会で評価を落とすことになってしまったアジア人選手をワーストイレブン形式で紹介する。[6/12ページ]
MF:アッシム・マディボ

カタール代表MFアッシム・マディボ【写真:Getty Images】
生年月日:1996年10月22日
所属クラブ:アル・ドゥハイル
代表通算成績:64試合0ゴール0アシスト
北中米W杯成績:2試合0ゴール0アシスト
【相手の足を折る危険なプレー】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)において悪い意味で名前が知れ渡ってしまったのが、カタール代表のボランチを務めたアッシム・マディボだ。
開催国チームのカナダ代表との試合でイスマエル・コネの足を折ったタックルは、意図的でなかったとしても責めを逃れることはできない。
日本時間6月19日に行われた第2節のカナダ代表に先発出場したマディボは、51分にレッドカードを受けて退場。パスを送ろうとしていたコネの軸足を削ってしまい、コネの左足は不自然な方向に曲がってしまった。
敵将ジェシー・マーシュ監督が骨の折れる音を聞くほどの凄惨な怪我。コネの状態を見たマディボも明らかに動揺した様子だった。
【5試合も出場停止に…】
結局、マディボは2試合プレーしただけで北中米W杯を去ることに。カナダ代表戦では1人退場者が出た後にマディボの退場劇があり、カタール代表の息の根を自ら止めてしまうファウルだったと言える(カタール代表は0-6で大敗)。5試合出場停止という処分の重さが、マディボのファウル内容の深刻さを物語っている。
試合後にカナダ代表のロッカールームへ赴き、コネに謝罪したことからも、マディボに悪意がなかったのは明らか。とはいえ、コネに重傷を負わせてしまったタックル自体が不必要なタイミングで繰り出されたのも事実だ。
対戦相手と自国チームの両方を傷つけるプレーをしてしまった以上、ワーストイレブン選出は逃れられないだろう。