
フリーの10人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)も間もなく終わりを迎える。いよいよ夏の移籍市場が本格化する中で、2025/26シーズン限りで所属クラブを退団していた選手の新天地が徐々に決まることが予想される。今回は、北中米W杯に出場した選手で現在所属クラブがなく、移籍金なしで獲得できる大物選手を紹介する。※情報は7月14日時点。『Transfermarkt』を参照[8/10ページ]
MF:ファビーニョ(ブラジル代表)

ブラジル代表のファビーニョ【写真:Getty Images】
生年月日:1993年10月23日
前所属:アル・イテハド(サウジアラビア)
北中米W杯成績:3試合0得点1アシスト
【サウジアラビアの強豪を退団した理由】
かつてユルゲン・クロップ政権のリヴァプールで不動のレギュラーだったファビーニョは、昨季限りでアル・イテハドを退団した。
元ガンバ大阪のイェンス・ウィッシングが新指揮官に就任したことでも話題を集めたサウジアラビアの強豪は、今夏に外国人枠の整理を行うと見られる。
その関係でファビーニョに新オファーを提示せず、契約満了で退団になったそうだ。
【3年ぶりの代表復帰】
クラブでの活躍とは対照的にブラジル代表ではカゼミーロの存在もあって出場機会が限定的だった。2022年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会を最後にセレソンから遠ざかっていたが、経験豊富な選手を求めたカルロ・アンチェロッティ監督が2025年11月に招集を決断した。
およそ3年ぶりにブラジル代表へと復帰を果たすと、今夏の北中米W杯のメンバーにも名を連ねた。
代表復帰前と立場は大きく変わらず、本大会ではカゼミーロのバックアップとして3試合に出場した。それでも後半開始からピッチに立った初戦のモロッコ戦では絶妙なバランス感覚で中盤を制圧するなど、依然としてトッププレイヤーであることを証明した。
大会後にブラジルのテレビ番組『エル・チリンギート』に出演すると、「レアル・マドリードに戻りたいか? レアル・マドリードに所属したくない人なんているだろうか? そこは世界一のクラブだ」と語り、かつてセカンドチームに在籍した古巣への復帰を希望する発言をしていた。
しかし、現時点ではレアル・マドリードへの具体的な復帰の話はない。ただ、欧州復帰を含め、複数の選択肢を模索しているようだ。