FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が閉幕した。今大会で期待外れに終わったチームがある一方で、下馬評を覆して大躍進を遂げたチームもある。今回は、大会前後のFIFAランキングを比較し、順位の上昇幅が大きい上位10カ国をランキング形式で紹介する。※上昇した順位が並んだ場合は、FIFAランキング上位国を上位とする。[2/10ページ]
9位:サウジアラビア代表
W杯前FIFAランキング:61位
W杯後FIFAランキング:58位
W杯成績:グループリーグ敗退(0勝2分け1敗)
【強豪とドロー】
サウジアラビア代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でFIFAランキングを3ランクアップさせた。アジアサッカー連盟(AFC)から出場した8カ国の中では、最も順位を上げたチームとなった。
しかし、3大会連続7回目のW杯でインパクトを残したとは言いがたい。
大会前ランキングが61位だったサウジアラビアは、エルヴェ・ルナール前監督の退任を経てヨルゴス・ドニス監督のもとで本番に臨んだ。
初戦で南米の強豪ウルグアイ代表と対戦し、格上を相手に粘り強く戦い抜いて1-1の引き分けに持ち込むと、貴重な勝ち点1を獲得して好スタートを切った。
だが、続く第2節では後に優勝国となるスペイン代表に0-4で大敗。勝ち点3が必須となった最終節のカーボベルデ代表戦も0-0のスコアレスドローに終わり、白星を挙げられないままグループリーグ敗退が決まった。
【GL敗退も…】
ランキングポイントを見ると、サウジアラビアは健闘したようにも映る。
ウルグアイは開幕時のランキングが15位で明らかな格上であるため、引き分けでも11.12ポイントが加算された。
また、同2位のスペイン戦は負けたものの、減点が8.29ポイントにとどまった。カーボベルデ戦のドローも1.20の減点で、トータルのポイント収支はプラスで、ランキングを押し上げる結果となった。

