FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が閉幕した。今大会で期待外れに終わったチームがある一方で、下馬評を覆して大躍進を遂げたチームもある。今回は、大会前後のFIFAランキングを比較し、順位の上昇幅が大きい上位10カ国をランキング形式で紹介する。※上昇した順位が並んだ場合は、FIFAランキング上位国を上位とする。[3/10ページ]
8位:メキシコ代表
W杯前FIFAランキング:14位
W杯後FIFAランキング:10位
W杯成績:ベスト16(4勝0分け1敗)
【開催国の意地】
メキシコ代表は、自国開催のFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でFIFAランキングを4ランクアップさせ、見事トップ10入りを果たした。
大会前のランキングが14位だったメキシコは、ハビエル・アギーレ監督のもとスタンドからの熱狂的な大声援を背に躍進。韓国代表を1-0で下すなど、グループリーグを圧巻の無失点かつ3戦全勝で首位通過し、ラウンド32でエクアドル代表を撃破した。
ラウンド16ではイングランド代表と激闘を演じて2-3で惜敗したものの、大会を通して堂々の4勝を掴み取った。
選手個々でも4ゴールを記録したフリアン・キニョネスや17歳の新星ヒルベルト・モラらが確かな存在感を示し、この大会を機に注目度を高めた。
【上位国ならではの苦悩】
FIFAランキングのポイントを最も稼いだのは韓国戦で、20.80ポイントを加算。次いでラウンド32のエクアドル戦で18.29ポイントを加えている。
格下相手ではポイントを伸ばしにくいFIFAランキングの仕組みにおいて、今回のランキング上位10カ国の中で最上位だったメキシコが、大きなプラスを獲得した価値はきわめて高い。
アメリカ合衆国、カナダとの3カ国共催となった今大会において、メキシコは開催国の中で最もランキングを高めたチームとなった。

