FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が閉幕した。今大会で期待外れに終わったチームがある一方で、下馬評を覆して大躍進を遂げたチームもある。今回は、大会前後のFIFAランキングを比較し、順位の上昇幅が大きい上位10カ国をランキング形式で紹介する。※上昇した順位が並んだ場合は、FIFAランキング上位国を上位とする。[7/10ページ]
4位:南アフリカ代表
W杯前FIFAランキング:60位
W杯後FIFAランキング:54位
W杯成績:ベスト32(1勝1分け2敗)
【初のグループリーグ突破】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でFIFAランキングを6ランクアップさせたのは、南アフリカ代表だ。
大会前は60位と出場48カ国中40番手のランキングだったが、4大会ぶり4回目の出場で同国史上初となる決勝トーナメント進出を果たした。
グループAに入った南アフリカは、初戦でメキシコ代表に0-2で敗れたものの、第2節でチェコ代表と1-1の引き分けに持ち込んで踏み止まった。派手さこそないものの、集中した守備と高い組織力を武器に粘り強い戦いを展開した。
【韓国代表を撃破】
ランキング上昇に大きく影響したのは、グループリーグ最終節の韓国代表戦だ。
韓国の大会前FIFAランキングは25位で、力の差は大きいとみられていた。
しかし、63分にタピロ・マシコが奪った値千金のゴールをチーム全員で死守。1-0で勝利を収め、勝ち点を4に伸ばしてグループ2位通過を決めた。この格上撃破により、南アフリカは33.03ポイントを加算した。
ラウンド32でカナダ代表に敗れて大会から姿を消したものの、格上を倒して勝ち獲った決勝トーナメント進出は大きな価値があり、南アフリカサッカー界にとって歴史的な一歩となった。

