FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が閉幕した。今大会で期待外れに終わったチームがある一方で、下馬評を覆して大躍進を遂げたチームもある。今回は、大会前後のFIFAランキングを比較し、順位の上昇幅が大きい上位10カ国をランキング形式で紹介する。※上昇した順位が並んだ場合は、FIFAランキング上位国を上位とする。[8/10ページ]
3位:パラグアイ代表
W杯前FIFAランキング:41位
W杯後FIFAランキング:34位
W杯成績:ベスト16(1勝2分け2敗)
【10人で耐え抜く】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のベスト16で敗退したパラグアイ代表は、FIFAランキングを7ランクアップさせた。大会前は41位と出場48カ国中33番手だったが、前評判を上回る奮闘を見せた。
ランキング上昇の大きな原動力となったのが、グループリーグ第2節のトルコ代表戦だ。開始65秒にマティアス・ガラルサの得点で先制したが、前半のうちにミゲル・アルミロンが一発退場。
10人での戦いを強いられたが、相手のシュート31本、支配率78%という猛攻をGKオルランド・ヒルの好セーブなどでしのぎ切り、1-0で逃げ切って29.34ポイントを加算した。
【ドイツ代表を撃破】
さらに世界を驚かせたのが、ラウンド32のドイツ代表戦だ。4度のW杯優勝を誇る強豪を相手に1-1と互角に渡り合い、PK戦を4-3で制して今大会屈指の番狂わせを演じた。
これは記録上引き分けとカウントされるが、開幕時FIFAランキング10位の強国とのドローで21.88ポイントを加えた。
続くラウンド16ではフランス代表に0-1で敗れたものの、優勝候補を相手に接戦を演じた。決勝トーナメントの敗戦はポイントの減点がないため、欧州勢に堅守で対抗したパラグアイが、ランキングを大きく押し上げる結果となった。

