FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が閉幕した。今大会で期待外れに終わったチームがある一方で、下馬評を覆して大躍進を遂げたチームもある。今回は、大会前後のFIFAランキングを比較し、順位の上昇幅が大きい上位10カ国をランキング形式で紹介する。※上昇した順位が並んだ場合は、FIFAランキング上位国を上位とする。[6/10ページ]
5位:スイス代表
W杯前FIFAランキング:19位
W杯後FIFAランキング:14位
W杯成績:ベスト8(3勝2分け1敗)
【出だしでつまずくが…】
スイス代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でFIFAランキングを5ランクアップさせた。
大会前のFIFAランキングが19位だったスイスは、グループリーグ初戦でカタール代表と1-1で引き分けたものの、第2節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表を4-1で圧倒すると、第3節で開催国カナダ代表を2-1で撃破。無敗でグループ首位通過を決め、4大会連続のグループリーグ突破を果たした。
【嘲笑を一蹴】
圧巻だったのは決勝トーナメントの戦いだ。
ラウンド32でアルジェリア代表を2-0で退けると、ラウンド16では南米の強豪コロンビア代表と激突。激しい攻防の末に120分間を無失点で耐え抜き、PK戦を4-3で制して1954年自国開催大会以来、じつに72年ぶりとなるベスト8進出を果たした。
準々決勝でアルゼンチン代表に敗れたものの、主将のグラニト・ジャカやGKグレゴール・コベルらを中心に、大舞台でも崩れない組織力を披露した。
試合前には元ドイツ代表のイェンス・レーマンが「スイスの選手が楽しみにしているのは試合後にリオネル・メッシのユニフォームをもらうこと」と発言して話題になったが、前回王者を相手に堂々たる戦いを披露し、ピッチ上で自らの誇りを示した。

