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J1第12節、前倒し開催の結果は?
明治安田J1リーグ第12節の2試合が16日に開催された。横浜F・マリノスと川崎フロンターレが、25日から始まるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のファイナルステージに参戦するため、前倒し開催となった中、マリノスはホームで清水エスパルスと、川崎は敵地でヴィッセル神戸と対戦した。
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18位と低迷するマリノスが、12位の清水をホームに迎えた一戦。先に試合を動かしたのは、ホームチーム。植中朝日がボックス内で山根陸からの縦パスをボックス内で収めると、サポートにきた遠野大弥に落とす。これを背番号「9」が、ゴール右隅に流し込み、マリノスが先制に成功する。前半は試合を支配したマリノスが、1点リードで前半を折り返す。
51分マリノスに追加点。ヤン・マテウスの左からのクロスは、クリアされたものの、ボックス内で井上健太がセカンドボールにすばやく反応。このルーズボールを植中が押し込んで、リードを2点に広げる。
ここまでチャンスを作れていなかった清水だったが、ワンチャンスをものにする。ボックス外左で獲得したFKを中原輝が左足で直接叩き込んで、54分に1点を返す。このゴールで息を吹き返したアウェイチームは、徐々にマリノスを押し込んでいく。
すると、迎えた71分。後半からピッチに立った乾貴士の蹴った左からのCKのボールをジャン・クルードがクリアしきれず、オウンゴール。アウェイチームは、試合を振り出しに戻す。さらに、清水は82分に乾がミドルシュートを沈めて、逆転に成功。アウェイの清水が、2点差をひっくり返し、3-2でマリノスに勝利を収めた。
14位の神戸と3位川崎の一戦は、ホームの神戸が序盤から押し気味に試合を進める。試合が動いたのは31分。佐々木大樹がボックス右角から右足を振り抜くと、ボールは寄せてきたDF丸山祐市に当たったものの、これがゴール左上に突き刺さり、ホームチームが先制する。さらに45分には、コーナーキックの流れからマテウス・トゥーレルが頭で押し込み、2-0に。
2点のリードを奪われた川崎だったが、45分に1点を返す。河原創のパスに抜け出したマルシーニョが、ボックス内でキレのある切り返しで酒井高徳を交わすと、右足アウトサイドでフィニッシュ。これがゴール右隅に吸い込まれ、1点差に。前半はこのまま終了し、神戸の1点リードで後半へ。
後半も押し込む神戸は、66分に決定機。宮代大聖のパスをボックス内で受けた井手口陽介が右足を振り抜いたが、右ポストを掠めた。その後も、最後まで集中した戦いを見せたホームチームは、逃げ切りに成功。神戸が川崎を2-1で振り切り、白星を手にしている。
【試合結果】
横浜F・マリノス 2-3 清水エスパルス
ヴィッセル神戸 2-1 川崎フロンターレ
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