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Jリーグが誕生してから30年以上が過ぎ、各クラブは後世に語り継がれるような戦いの歴史を紡いできた。戦績が積み重なると、自然と「得意なクラブ」「苦手なクラブ」という傾向が表れてくる。そこで今回は、柏レイソルにフォーカス。各チームとの通算対戦成績から1試合あたりの平均獲得勝ち点を算出したJ1相性ランキングを紹介する。
※通算対戦成績は『J.LEAGUE Data Site』を参照。現行ルールに合わせて、勝ち(Vゴール含む)=勝ち点3、引き分け=勝ち点1、負け=勝ち点0で計算。データは1993~2024シーズンまでのJ1リーグに限る。
5位:サガン鳥栖

【写真:Getty Images】
平均勝ち点:1.21
J1通算対戦成績:24試合7勝8分9敗
得失点:34得点35失点(得失点差-1)
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「相性の悪い相手=強豪」となりがちだが、柏レイソルがJ1で5番目に苦戦しているのは、サガン鳥栖だ。同リーグでの対戦は24試合と少ないながら、平均勝ち点は1.21にとどまり、わずかに劣勢となっている。
両者が初めてJ1で顔を合わせたのは、鳥栖が昇格した2012シーズン。当初は互角の成績だったが、2020年9月の対戦からリーグ戦で5連敗を喫した。なかでも2022年4月のホームゲームでは1−4と大敗し、当時は明確な苦手意識を持たされた。
しかし、2022年7月に1−0で勝利すると流れは変わる。以降の3試合はすべて引き分けに終わり、2024シーズンには1勝1分と勝ち越し。残留争いを繰り広げたライバル相手に勝ち点4を稼いだことは、柏のJ1残留にも直結した。
なお、J2でも6試合を戦い、2勝2分2敗と五分の戦績。いずれのシーズンでも柏が昇格を果たしているものの、決して楽な相手ではなかった。
J1での対戦数は、今回紹介する「ワースト相性ランキング」の中では最少だが、それでも数字に表れる“やりにくさ”は無視できない。2025シーズンは鳥栖がJ2で戦っているためリーグ戦での対戦はないが、再戦の機会が訪れれば、一筋縄ではいかない難敵として、今後も注意が必要な相手と言えるだろう。