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Jリーグ 7か月前

「チームが僕を生かす」松尾佑介は、なぜ浦和レッズの1トップで輝くのか?「常に変化していかなければ…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 明治安田J1リーグ第12節、浦和レッズ対サンフレッチェ広島が25日に埼玉スタジアムで行われ、1-0で勝利した浦和が連勝を4に伸ばした。先発出場が続く松尾佑介は前線で躍動し、文字通り先鋒として進むべき方向へ力強くチームを牽引している。(取材・文:石田達也)

厚みのある攻撃を見せた浦和レッズ「裏一辺倒だと対策されるので…」

浦和レッズFW松尾佑介

【写真:Getty Images】

 松尾佑介がスピードを生かしたダイナミックなプレーがチームに流れを呼び込んでいる。

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 開始15分を過ぎると浦和レッズが主導権を握っていく。24分には金子拓郎が左サイドに展開。マテウス・サヴィオがペナルティーエリアにパスを流すと松尾が左足で合わせたが大きく枠を外してしまう。

 アディショナルタイム1分には右サイドから金子が運び、中央の渡邊凌磨に預ける。丁寧なスルーパスから松尾が抜け出すも、相手ディフェンダーに足を出されシュートを打ち切れず、ポストを叩き悔しさを爆発させた。

「相手も良い守備をしていたので、あの回数を増やしていけばいい」と気持ちを切り替え前を向く。最近の試合では攻撃のバリエーションや回数も増えている。

「裏一辺倒だと対策をされるので、自分が中盤に下りチャンスメイクを意識しました。それが形になって出てきたのは良かったと思いますし、それを僕がすることによって、僕のシュートチャンスもですが、チームのシュートチャンスも作れると思います」と流動的で厚みのある攻撃に手応えを感じていた。

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