鹿島アントラーズ 最新ニュース
【写真:Getty Images】
横浜FC戦、苦戦の原因と後半の手応えは…
明治安田J1リーグ第13節、横浜FC対鹿島アントラーズが29日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、3-0で鹿島が勝利した。2連勝中の鹿島は過去2戦と同じように前半は流れをつかめなかったが、後半に3得点を奪って連勝を3に伸ばしている。今月2日以来の先発となった舩橋佑は、苦戦した試合の立ち上がりをこう振り返る。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
「試合出る時は変わらず、チームが勝つために攻守においてしっかりやっていこうと思いましたけど、前半はうまくいかなかった」
鹿島は前半、横浜FCのプレッシャーに苦しみ、ボールをうまく回すことができなかった。鬼木達監督ももっとボールを回していこうという指示を出していたというが、ピッチ上の選手たちはなかなか表現することができずに苦戦していた。「中でもボール回していきたいっていうのは、全員の意思はあったんですけど、なかなか前に行くことできなくて、もうちょっと前進できるように、前半から圧力をかけたらよかったのかな」と語る。
前半は「自分たちの距離感があんまり良くないっていうか、なんかそこを結構自分たちでマイナスなイメージができちゃって。ちょっとボール取られちゃうんじゃないかみたいな全体の意識があって、ボールを受ける人が少なかったな」と振り返る。横浜FCの守備の圧力よりも、自分たちの問題が大きかったと分析した。
前半は我慢の時間が続いたが、後半は流れを掌握して3点を奪った。「後半は基本相手が間延びしたところで、結構うまくいった印象はある」と言う通り、試合を優位に進めた。
この試合は今季4度目の先発出場で、早くも自己最多を上回った。「攻撃のゲームを作るところ、鬼さん(鬼木監督)が求めてるところっていうのは、自分が少し得意としているところでもある。そこをしっかり表現できれば試合に出場する機会も増える」と手応えを感じている様子。後半はまさにその特徴がチームに勢いを与えていた。
暫定順位ではあるが、勝ち点3を積み上げた鹿島は首位に立った。舩橋の成長と献身は、悲願のタイトル奪還に向けた貴重な燃料になるだろう。
(取材・文:加藤健一)
【Amazonギフトカードのプレゼントあり】アンケートへのご協力をお願いします【関連記事】
舩橋佑にとって「あの試合はターニングポイントだった」。鹿島アントラーズ5年目の飛躍「悔しさもあった。でも…」【コラム】
「選手の苦しみがよく分かる」鹿島アントラーズに三竿健斗がいる大きな意味。全員が一丸になるための気配り「僕も…」【コラム】
鹿島アントラーズの記事一覧はこちら!
【了】