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脇坂泰斗が前日会見に出席
現地時間5月3日、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムで行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝、川崎フロンターレ対アル・アハリ・サウジに向けた前日会見が2日に行われた。川崎からは長谷部茂利監督と脇坂泰斗が出席。背番号「14」が、悲願のアジア制覇へ想いを語った。
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リーグステージを2位で通過した川崎は、ラウンド16では上海申花に2戦合計4-1、準々決勝でアル・サッドに3-2、準決勝でもアル・ナスルに3-2で競り勝ち、初の決勝の舞台へと駒を進めた。準々決勝では、貴重な決勝点をマークし、準決勝では後半からピッチに立った主将が大一番への想いを語った。
「いよいよ決勝戦が始まるというワクワクした気持ちです。勝つことだけを考えて、チーム全員で決勝戦に臨みたいと思います」
前線のロベルト・フィルミーノやリヤド・マフレズだけでなく、DFラインにも準決勝でプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選ばれたDFロジェール・イバニェスを擁するアル・アハリの印象を脇坂は「攻撃も守備も非常に高いレベルで行えるチームだと思います。それに負けないように僕たちも両方、チーム全員で攻撃も守備もして絶対に勝ちたいと思っています」とこれまで通り組織で粘り強く戦う姿勢を示した。
遠いサウジアラビアで行われているにも関わらず、スタジアムにチャントを響かせてくれている現地組や日本で応援するファンやサポーターには「準々決勝に応援に来てくれて日本に帰られた方もいますし、準決勝だけを観て帰られた方も、決勝戦に来る方も、画面の前で応援してくれる方もたくさんいます。また日本ではフロンターレサポーター以外の方々も応援してくれています」と感謝を示しつつ、「2位で帰るのと1位で帰るのでは全然違うので、絶対に勝って帰りたいと思っています」と意気込みを語った。
さらに「世界のトッププレーヤーである選手たちに勝って優勝して帰ることでフロンターレを世界にもっとアピールできますし、フロンターレがもう一段階上のレベルに行くためにも優勝が絶対に必要だと思っています」とアジアを制覇する意味合いについても力強く話した。
準決勝から中3日でファイナルを迎えるアル・アハリとは違い、中2日と1日少ない川崎。準々決勝では120分戦い、準決勝ではローテーションしたものの、懸念されるコンディション面にも言及した29歳は「中2日で非常に難しいコンディションですけど、食事や睡眠はもちろん、心のリフレッシュも選手1人ひとりがしていると思います。最後の決勝戦は頭や体ではなく、心で体や頭を動かすような熱い戦いにしたいと考えています」と述べた。
注目の決勝は日本時間では5月4日、深夜1時30分から行われる。川崎が悲願のアジア王者に輝き、脇坂がトロフィーを掲げることを期待したい。
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