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「何かが足りない」大関友翔は現実を受け止めた。ACLE決勝で敗れた川崎フロンターレ「個人としてはひとつ成長できた」

text by 編集部 photo by ©KAWASAKI FRONTALE

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川崎フロンターレMF大関友翔

【写真:©KAWASAKI FRONTALE】

川崎フロンターレはAFCチャンピオンズリーグエリート決勝で敗れる

 現地時間5月3日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝で、川崎フロンターレはアル・アハリ(サウジアラビア)に0-2で敗れた。65分から途中出場した大関友翔は試合後、「個人としてまだまだ力不足だと感じた」と率直な思いを口にした。

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 伊藤達哉とともに65分にピッチに立ち、トップ下に入った大関は、スペースに顔を出してボールを引き出し続けた。積極的にゴール前にも顔を出し、シュートで相手ゴールを脅かす場面もあったが、結果的には得点には至らなかった。

 「今日はトップ下のポジションでエリア前でボールをもらったときにシュートを打ちたかったが、打てる場面を自分で作れなかった。悔しい」

 20歳の大関にとっては自身の価値を証明する3試合になった。準々決勝では勝ち越しに成功した延長前半から出場し、準決勝ではトップ下で先発に抜擢された。トップ下としてアル・ナルスのキーマンであるマルセロ・ブロゾヴィッチを抑えるというタスクを遂行しながら、貴重な2点目をマークしていた。

 ACLEファイナルズの舞台を通して「通用する部分も多かったし自信もついた」と話した一方で、アジア王者に届かなかった現実も強く受け止めている。

「クラブとして準々決勝の壁を越えられなかったなか、ひとつ上の段階に来ることができたが、アジア王者に届かなかった。何かが足りないからだと思うし、自分自身がチームに貢献できるように日本に帰ってからも頑張りたい」

 初の大舞台で得た経験を「個人としてはひとつ成長できた大会」と位置づけた大関。その口調には、悔しさとともに、未来につながる確かな手応えがにじんでいた。
 
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