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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、FWを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
20位:ラファエル・エリアス

【写真:Getty Images】
生年月日:1999年4月12日
所属クラブ:京都サンガF.C.
能力値:78(攻撃力90、テクニック80、スピード75、パワー75、守備力70)
スペシャリティ(特殊能力):勝負強さ
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ブラジルの名門クルゼイロでジョーカー的な存在だったが、昨シーズン夏の京都サンガF.C.加入が転機となった。
7月14日の浦和レッズ戦でJリーグデビュー。1週間後のジュビロ磐田戦で後半から投入されると、初ゴールで逆転勝利に導いた。そこから、セレッソ大阪戦のハットトリックなど、驚異的なペースでゴールを量産し、序盤戦は最下位で降格危機にあった京都を14位まで浮上させた。
ダイナミックな動き出しから鋭くゴール前に侵入し、あらゆる体勢からゴールを狙う。オフ・ザ・ボールの激しい動きからは考えられないほど、フィニッシュは冷静であり、シュートが枠を外すことは少ない。最前線に張るセンターフォードでありながら、遠目からのシュートも得意としており、少しでも相手GKに隙があればシュートを狙ってくる。
原大智などとのコンビネーションも成熟してきた今シーズンは、自分が決めるだけでなく、周りの選手にゴールを決めさせるための効果的なアシストも目立ち、チーム躍進の要因となっている。得点王ランキングでは鹿島のレオ・セアラを追う存在だが、4試合ぶりの復帰となった東京ヴェルディ戦で、途中出場、途中交代を強いられた怪我は心配だ。