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Jリーグ 5か月前

超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング11〜15位。トップ10入りこそ逃すも上々の客入りを実現したクラブは?

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 2025年の明治安田Jリーグは前半戦が終了し、各クラブは後半戦に臨んでいる。スタジアムでは多くの観客が訪れて賑わいを見せており、その中でも突出した「収容率」を記録しているクラブが存在する。今回は、今季前半戦におけるJ1~J3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタンドが熱狂に包まれたクラブをランキング形式で紹介する。※入場者数は『Jリーグ公式サイト』を参照。成績およびデータは6月15日時点

15位:ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】

本拠地:ノエビアスタジアム神戸
収容可能人数:29,643人
平均入場者数:20,012人
収容率:67.5%

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 明治安田J1リーグ2連覇中のヴィッセル神戸が、意外にもトップ10入りを逃した。2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ランキングの順位は15位。週末開催と平日開催で集客の差が出たことで、思ったよりも収容率が上がらなかった。

 今季、神戸が最も多くの観客を集めたのが、5月3日に行われたJ1第14節のファジアーノ岡山戦だった。土曜日の開催に加えてゴールデンウィーク真っ只中だったことも功を奏し「29,643人」もの収容可能人数を誇る本拠地『ノエビアスタジアム神戸』には25,596人もの観客が来場した。

 逆に、ホーム最少入場者数となったのは川崎フロンターレ戦(4月16日/J1第12節)の11,019人。水曜日開催かつキックオフ時間が19:03だったために“仕事上がり”の来場者を呼び込みきれなかったのか、岡山戦の半分にも満たない客入りとなってしまった。

 同じく水曜日開催だった2月26日のJ1第3節・京都サンガF.C.戦も入場者数は11,335人と振るわず。今季前半戦の平均入場者数「20,012人」、収容率「67.5%」という数字は、川崎戦や京都戦のようなミッドウィーク開催試合の客足が伸びればまた違ったものになっていたに違いない。

 神戸自体の調子は良く、現在の順位は2位。首位・柏レイソルを勝ち点「1」差で追いかけており、シーズン後半戦の追い上げ次第ではリーグ3連覇も見えてくる。今後も、ノエスタではサンフレッチェ広島戦(7月2日/J1第5節)や柏レイソル戦(9月13日/J1第29節)、さらには鹿島戦(10月18日/J1第34節)といった優勝争いのライバルとの大一番が控えており、集客ブーストがかかるだろう。

 8月30日に行われるJ1第28節の横浜F・マリノス戦からは“ノエスタ4連戦”が待っている神戸。シーズン終盤の重要局面には、収容率上昇の要素が数多く存在している。

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