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2人退場で苦しんだ川崎フロンターレ
明治安田J1リーグ第25節、川崎フロンターレ対アビスパ福岡が9日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、川崎は2-5で敗れた。川崎は前半に2得点を挙げるも、セットプレーから2失点を喫し、フィリップ・ウレモヴィッチとファンウェルメスケルケン際が前半に退場となる苦しい展開となった。
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長谷部茂利監督は試合後、「退場によってプランが変わり、2人目の退場によってさらに変わり。選手は一生懸命やっている中でジャッジが下った」と試合を総括した。
2人少ない中で2-2という状況で迎えた後半は守勢に守りながらもなんとかしのいでいたが、68分のPK献上が勝敗を分けた。橘田健人が藤本一輝を倒してしまい、オンフィールドレビューの結果、福岡にPKが与えられた。
「今日の肝のところはPKになる前の1分間。私自身のミスというか悔やまれるところ。リードされたらあのような形になってしまうのは致し方ない。あの1分間に自分自身の力のなさ、悔やんでも悔やみきれない」
長谷部監督はこう振り返る。長谷部監督は交代選手を通じてピッチの選手たちにメッセージを伝えようと思い、河原創とラザル・ロマリッチを投入する準備をしていたが、投入直前に件のシーンが生まれてしまった。
続々と起こった事象に対応して何とか踏ん張っていた川崎だったが、最後の最後で決壊した。名古新太郎がPKを沈めると、85分、88分と立て続けにゴールを決めた福岡が、3日前の天皇杯敗退のショックを振り払う勝利を手にした。
(取材・文:加藤健一)
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