本田圭佑はなぜキレを失ったのか? 身体のプロが指摘する弱点と解決すべき肉体的な問題

本田圭佑のパフォーマンスが全盛期よりも落ちていることに気づいている人も多いだろう。その要因の一つに身体的な問題がある。身体のプロである理学療法士はその弱点を指摘する。

2014年07月17日(Thu)10時15分配信

text by 澤山大輔 photo Getty Images , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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本田の長所、当たりの強さとキープ力

 フットボールチャンネルをご覧の皆さま、初めまして。Oriental Physio Academy(以下、OPA)の高木翔(たかぎ・しょう)と申します。我々OPAは理学療法士とメディア担当者の計6名で構成される、数万件の症例を担当した実績、身体への深い洞察と知識を元にしたコンテンツを提供する“治療できるコンテンツメーカー”です。

 今回は、日本代表の中心選手である本田圭佑選手が抱える、解決されるべき肉体的な問題について論じさせていただきます。なお、これはあくまで試合映像を観る限りでの情報から判断したものであることをご了承いただければ幸いです。

本田圭佑はなぜキレを失ったのか? 身体のプロが指摘する弱点と解決すべき肉体的な問題
本田圭佑【写真:Getty Images】

 本田選手について。結論から述べますと、腰の柔軟性を取り戻さない限りこれ以上のパフォーマンスアップは望めません。所属のACミランでは昨季終盤にポジションを失いましたが、シーズンオフの間にライバルであるMFカカー選手が移籍しました。

 フィリッポ・インザーギ新監督も、本田選手を高く買っている旨コメントしているようです。出場すること自体は可能でしょう。しかし、そこで本田選手が自分の思いどおりに活躍すること、すなわちトップフォームに戻ることは、現時点では難しいと言わざるを得ません。

 以下、その理由を述べさせていただきます。

 まず、本田選手の肉体的な長所を説明します。彼の長所は、体幹をアップライト(直立)に保ったまま動けることです。体幹が立っているため当たりに強く、キープ力があり、視野が広い。単純な話として、身体が前に倒れていればそれだけ視野が狭まります。が、本田選手は胸を開いてアップライトに保つことで、広い視野を保っているのです。

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