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「CLでの狂喜再び」。完璧な試合運びでアーセナルを下したドルトムント。地元紙は早くも2季ぶり決勝進出に期待

欧州チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節、ドルトムントはアーセナルを2-0で下した。ユルゲン・クロップ監督は、試合後にほぼ完璧な試合運びだったことを明かしたが、地元紙も一様に高い評価を与えている。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

センセーショナルな得点。インモービレ&オバメヤンに「1」

「CLでの狂喜再び」。完璧な試合運びでアーセナルを下したドルトムント。地元紙は早くも2季ぶり決勝進出に期待
ビルト紙が「1」をつけたオバメヤン【写真:Getty Images】

 勢いが紙面から飛び出してきそうだ。

 ビルト紙:「55メートルのセンセーショナルな独走の後でインモービレがゴールを決める」

 17日付の大衆紙ビルトでは、ボールを鮮やかにゴールへと流し込むインモービレが踊った。白い歯を見せるオバメヤンに肩を寄せられて、はにかむ。

 同紙は「ドルトムント、チャンピオンズ・リーグでの狂喜再び」という大きな見出しで、16日にホームで迎えたCLグループDの初戦、対アーセナル戦の2-0での快勝を伝えている。

 ビルト紙は「手榴弾のような強い成果でドルトムントはチャンピオンズ・リーグをスタートする」と記すと、「決勝に進んだ12-13シーズンのように狂喜が再び」とする。

 指揮官クロップはTV局Skyに対して「これが私の好むサッカーだ。この試合を私のファイルに綴じておくよ」と語ると、セバスチャン・ケールはビルト紙に対して「我々はほとんど完璧な試合をした」とコメントを残した。

 採点では、ゴールを決めたインモービレとオバメヤンには「1」が与えられ、またオバメヤンに「夢のパス」を送ったグロスクロイツにも「1」が付いた。17日付のビルト紙のアーセナル戦を終えてのドルトムントの先発メンバーに対する採点は次のとおり。同紙は布陣を4-2-3-1としている。

 【GK】バイデンフェラー「2」、【DF】ドゥルム「2」、スボティッチ「2」、ソクラティス「2」、シュメルツァー「2」、【MF】ケール「2」、ベンダー「2」、ムヒタリヤン「2」、オバメヤン「1」、グロスクロイツ「1」、【FW】インモービレ「1」。まさに「ほとんど完璧」という評価である。

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