モイーズ監督の称賛は大きな矛盾だが――。今後も大いにあり得る香川のトップ下起用

チャンピオンズリーグで久しぶりに出場機会に恵まれた香川真司。フル出場で高いパフォーマンスを発揮し、モイーズ監督も称賛した。だが、この指揮官も評価を額面通り受け取っていいものだろうか。また、今後トップ下で起用される可能性はあるのか。

2013年10月26日(Sat)8時36分配信

text by 内藤秀明 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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モイーズ監督が香川に求めていたプレーとは?

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フル出場を果たした香川【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節マンチェスター・ユナイテッド対レアル・ソシエダの一戦は、1-0でマンチェスターUが勝利を収めた。日本代表MF香川真司はフル出場を果たし多くの決定機に絡んだものの、自ら得点を挙げるには至らなかった。

 香川のボールタッチを見る限りまだまだ試合勘は万全ではなさそうだったが、今シーズンで最も活躍できた一戦だったとは言えるだろう。ただ、試合後にデイビッド・モイーズ監督が香川を絶賛するコメントを口にしたのはかなり驚いた。その理由を説明するには、以前の私の記事の内容に触れなければならない。

 私は、過去に大きく分けて二つ、香川に対して“モイーズ目線”で提言した。一つは「積極的にドリブルを仕掛けろ」ということ。積極的なドリブルはモイーズ監督がウイングに求めるスタイルであり、こうした彼好みのプレーをすれば良い印象を与える可能性があったからだ。

 二つ目は「得点に絡め」ということ。香川がどのようなプレースタイルであろうと、結果さえ残せば、監督が起用せざるを得なくなるからだ。

 では、レアル・ソシエダ戦での香川はどうだったか?

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