日本代表、Jクラブの広報戦略に満足していますか? ベルギー代表に学ぶ正しい「Youtube」の使い方

日本代表との対戦を控えるベルギー代表。タレントを抱える強豪であるが、彼らの広報戦略は実に優れている。誰でも無料で閲覧できるYoutubeを活用し、選手たちのさまざまな姿をとらえることで、ファンと絆をつくっていっている。

2013年11月09日(Sat)16時59分配信

text by 桑村健太
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登録された動画はなんと650本。圧倒的なアーカイヴ

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『youtube』ベルギー代表チャンネルのスクリーンショット

 今月19日に日本代表との強化試合を控える、ヨーロッパの強豪ベルギー代表。前回は、選手の特徴やチームとして得意なプレースタイルなど、主に戦術的な部分から彼らの強さに迫ってみた。今月7日には日本戦にのぞむ代表メンバーも発表され、早くも日本のファンからも期待の声があがっている。

 さて今回は、少し異なった側面からベルギー代表チームに迫ってみようと思う。実はベルギーサッカー協会はきわめてユニークなソーシャルメディア活用を掲げており、プロモーションにおいてある程度の成功を収めた実績がある。彼らは才能溢れるタレントを輩出し、チームとしても結果を残し始めただけではなく、世界から向けられた眼差しを確実に「動員」へと結びつけているのだ。

 その方策にはスポーツクラブが模範とすべきソーシャルメディア活用のヒントが隠されている。シーズン再編問題に揺れ、動員という意味で今まさに岐路に立たされている私たちのJリーグ。ベルギーとの強化試合を前に、彼らの取り組みを見てみよう。

 ベルギーサッカー協会がコミュニケーション政策の中心に据えているのは、動画共有サービス『Youtube』である。Youtubeはもはや私たちのライフラインになりつつあるサービスで、企業にとってもマーケティングの装置として機能している。

 ある種市民権を獲得したとも言えるそんなYoutubeだが、ベルギーサッカー協会のアカウントには、なんと約650ものコンテンツが登録されているのである。国内最多の登録者数を誇る『AKB48』のアカウントが約800本のコンテンツを所有していることを考えると、彼らのアーカイヴがいかに充実しているかが分かる(BelgianFootbalで検索すると見つかる)。

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