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ケルンが山口螢に興味?

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強化部長が日本代表の2試合を視察
強化部長が日本代表の2試合を視察【写真:goal.com】

ドイツ2部ケルンのヨルグ・シュマトケSD(スポーツディレクター)が選手視察のためにベルギーで行われた日本代表の親善試合を観戦したようだ。ドイツ『キッカー』によれば、1部復帰を目指すクラブはセレッソ大阪MF山口螢に興味を持っているという。

現在2部の首位に立つケルンは、日本人選手の獲得を狙っている模様だ。チーフスカウトを務めるヨルグ・ヤコブス氏は、「日本の(選手)市場は我々にとって非常に興味深い」と話していた。また、『キッカー』の情報によると、同クラブのスカウトが何度かセレッソ大阪の試合に足を運んだこともあるようだ。

先日、日本代表で出場したセレッソ大阪所属選手はFW柿谷曜一朗とMF山口螢だ。ケルン側は具体的な選手名を明かしていないことから、『キッカー』ではシュマトケSDが視察の対象としていたのはこの2人と推測されている。

その一方で、柿谷にはイングランドの複数クラブからの関心も伝えられる。そのほか、トルコのガラタサライも興味を抱き、移籍金150万ユーロと具体的な額も報じられている。ヤコブス氏は「もちろん、あのような決定率を備えるプレーヤーは目立つ」とコメントしたが、実際ケルンが獲得を狙っているのはヨーロッパではまだそれほど注目されていない山口の可能性があると見られている。

ケルンは2011年1月、当時サンフレッチェ広島に所属していたDF槙野智章(現浦和レッズ)を獲得していた。また、シュマトケSDは以前までハノーファーの強化部長を務めていたが、今夏からケルンの補強を担当しており、日本人選手獲得に一役買うことになるかもしれない。

Goal.com

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