NZ戦で明暗分かれた当落線上の選手たち。W杯へ“当確”の選手とチャンス逃した選手は?

ニュージーランド戦はW杯メンバー発表前の最後の試合だった。この試合で当落線上の選手たちはふるいにかけられる。この試合で見えた本大会に連れて行くメンバーとは?

2014年03月06日(Thu)11時08分配信

text by 西部謙司 photo Asuka Kudo / Football Channel
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仮想ギリシャにはならず。発見も

NZ戦で明暗分かれた当落線上の選手たち。W杯へ“当確”の選手とチャンス逃した選手は?
山口と青山敏弘の2ボランチが機能したのは発見といっていい【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 大きくてパワフルな選手たちで固められた守備をどう崩すか、そして相手のカウンターアタックをどう防ぐか。ニュージーランドを仮想ギリシャと見立てていたが、どうもそういう相手ではなかった。

 セルビア、ベラルーシ戦の課題を修正する機会だったはずが、ニュージーランドはとくに守備的ではなかった。4-1-3-2のフォーメーションのニュージーランドに対して、日本は山口蛍がCBの間に引くことで相手2トップとのマッチアップをズラし、スムーズにビルドアップ。

 中盤のスペースは空いているので簡単にクサビを打ち込むことができた。カウンターから2点、セットプレーから2点と17分間で4ゴールをゲットして楽々と試合を決めている。

 山口と青山敏弘の2ボランチが機能したのは発見といっていい。森重真人がCBのポジションを確保したのも好材料だ。心配された本田圭佑、香川真司も何とかレベルはキープできそうだった。

 ただ、引かれたときの攻撃とカウンターケアという積み残しの課題2つについては、とくに改善がみられたわけではない。

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